東京貴金属見通し=目先のトレンドが変わった金

2015/01/30 16:50:52

<金>
 今週の東京金先限は、利食い売りが膨らみ水準を切り下げて越週した。
 来週は、売り方有利で推移しそう。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和の導入決定やギリシャ選挙結果は、売り材料ではなかったものの、イベント通過による材料出尽くし感から地合いは悪化している。日足チャート上では目先の高値を確認した形となり、テクニカル面でも弱気有利の状況に。今週の下落で、上昇トレンドは終わり調整局面に入ったとの投資マインドの変化が求められるところ。戻り売りで対処すべきだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4550円〜4850円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。1月21日の先限高値4933円を天井として値を崩し、14年10月中旬から続く上昇トレンドを割り込み、14年12月17日安値4527円を視野に下値を試す展開となった。
 欧州地域の経済懸念は引き続き白金の圧迫材料。同地域は自動車の排ガス除去装置の触媒に白金を多く用いるディーゼル車の普及割合が高いため経済の影響を受けやすい。欧州中央銀行(ECB)は22日に国債買取を含む量的緩和決定に踏み切ったものの、財政政策の拡大がなければ景気回復には至らないとの見方が市場では根強いことや、25日に行われた総選挙でギリシャが欧州連合(EU)などから求められている財政緊縮策に反対する急進左派連合(SYRIZA)が勝利して先行き不安が拡大。同地域の景気後退にともなう需要減少懸念が相場を圧迫しており、来週は弱含みの展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

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