東京貴金属見通し=金は戻り売り有利か

2015/02/06 17:08:50

<金>
 今週の東京金先限は反発して始まった後、買い気が盛り上がらず頭重く推移し、おおむね軟調に推移した。
 来週も、1月下旬に付けた高値の壁は厚く、頭重い動きを強いられそう。ギリシャ債務問題は、新政権側がEU側に歩み寄らない限り事態の解決は難しいとみられ再燃懸念が高まっているものの、この材料での積極的な買いは控えられている。売り方に程良い戻りを提供する程度か。急伸した後に下向き調整局面に入った現状を打破するような新鮮味のある材料が出現しない限り、市場ムードは変わらないだろう。日足チャート上で右肩下がりとなったトレンドが継続することになると読む。戻り売り有利か。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4850円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。景気回復への期待感を背景とした買いに支えられ、週末にかけて上伸した。
 欧州連合(EU)欧州委員会が5日発表した冬季経済見通しは、2015年のユーロ圏の実質GDP(域内総生産)が前年比1.3%増と、前回予測(1.1%増)から上方修正。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和のほか、原油価格の下落やユーロ安が景気を押し上げる要因になると見られている。しかし、ECBは4日、ギリシャ国債を担保とした資金供給を停止すると発表。ギリシャ政局を巡り欧州経済の先行き不透明感が強まった。
 来週は、ECBとギリシャ新政府との債務交渉の難航や、中国の経済成長減速を背景とした需要後退見通しに上値が圧迫され、戻り高値は売られる展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4900円。

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