東京貴金属見通し=金は依然売り方有利の展開だが

2015/02/13 16:58:25

<金>
 今週の東京金先限は、NY金の地合い悪化を背景に軟調推移を強いられた。
 来週も、依然売り方有利の展開か。16日に開催されるユーロ圏財務相会合で、ギリシャとEU側が不透明感を残しながらも何らかの形で合意するとの見方と、今年度半ばの米国の利上げ実施観測が圧迫要因。国内金は水準を切り下げ買い拾う動きがみられるものの、下値抵抗線である節目の4600円を試す動きは避けられないと読む。この水準を下回り、投げが膨らんだ処は絶好の買い場。流れが速いだけにシナリオ通り事が運んだ場合の迷いは禁物。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。2014年の世界新車販売台数が過去最高を更新したことから値を伸ばしたが、1月の米雇用統計の改善を受けた金の下落になびき急反落。ギリシャの債務問題に対する警戒感やユーロ圏経済への懸念、中国経済成長の減速見通しなども弱材料となり、週末13日には安値4620円をつけ、昨年12月24日(安値4585円)以来、約1ヶ月半ぶりの安値を記録した。
 来週はギリシャ債務交渉の行方やウクライナでの停戦が履行されるかが注目され、両問題が解決に向えば欧州経済の先行き見通しの改善を背景に買われ、上伸すると予想される。一方で債務交渉が決裂した場合やウクライナ情勢が再度緊迫化すれば一段安となり、前述の4585円を視野に下値を試す展開になると考えられるため、目先は欧州情勢が注目される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4800円。

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