東京貴金属見通し=金は戻り歩調か

2015/02/27 16:32:04

<金>
 今週の東京金先限は、売り買いが交錯する中、小幅ながら水準を切り上げての越週となった。
 来週は、下値が堅いことを確認した日足チャートがテクニカル買いを誘う要因となり、戻り歩調で推移しそう。強い材料が乏しいことで買い仕掛け難い状況にあるが、弱材料をこなした相場というだけで、短期筋は買い拾ってくるであろう。6日に米雇用統計が発表される。米経済の堅調さが示されることは織り込んでいると判断し、目先の下値を割り込む材料にはならないと読む。気が付いたとき戻り歩調が明確になっている、といった流れが造られつつあるようだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4560円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。2月末で期限を迎えるギリシャへの金融支援を4カ月延長することでユーロ圏諸国が基本合意し、ギリシャ債務交渉への懸念が後退。また、24日の米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言を手がかりに、事実上のゼロ金利政策の解除が6月以降に後ズレするとの見方が強まったことで投資資金が流入し、白金は2月23日安値4445円から、週末27日には高値4600円をつけ、大きく値を切り返した。
 また、春節(旧正月)連休明けの中国の実需筋が市場に戻り、同国の貴金属需要が回復するとの期待感も支援材料。しかし、一段高を試すには材料不足。2月の米雇用統計の発表を3月6日に控えている事も様子見姿勢を強めることで、来週は値固めを試す動きになると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4700円。

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