東京貴金属見通し=戻り歩調の金

2015/03/20 16:49:33

<金>
 今週の東京金先限は、続落歩調で水準を切り下げた後、FOMCを切っ掛けに切り返す形で越週した。
 来週はFOMC声明やイエレンFRB議長の発言を受けた早期利上げ観測の後退によりNY金高が期待できるため、戻り歩調で推移しそうだ。テクニカルも支援材料。RSIが売られ過ぎの水準まで低下した後の19日の長陽線は、売り方の買い戻しを急がせるだけでなく、買い安心感を誘う要因になりそう。トレンドが反転したことを実感する一週間になると読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4470円〜4670円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。ユーロ圏経済への懸念を背景とした需要減少懸念や金の下落になびいた売りに下押され、3月19日安値4217円をつけた後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた早期利上げ観測の後退で上伸。ただ、対主要国通貨でのドル高基調の継続により、ドル建て商品市場全般が圧迫されており、NY白金の下落になびいた売りが相場の頭を押さえている。
 来週の白金は引き続き需要後退懸念が圧迫材料。姉妹金属であるパラジウムが高止まりしていることで地合いは底堅いが、自動車排ガス除去装置の触媒用需要が多いユーロ圏経済の先行き不透明感が強いことや、宝飾品としての輸入の多い中国の景気減速見通しを背景とした売りに圧迫されており、両地域の経済見通しが改善しない限りは積極的な買いは手控えられ、当面は現在の値位置でもち合いながら値固めを試す展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

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