東京貴金属見通し=金は戻り歩調継続か

2015/03/27 17:12:27

<金>
 今週の東京金先限は、NY金の堅調を背景に5日間続伸し、節目の4600円を超えて越週した。
 来週は、市場ムードが好転していることとイエメン情勢に対する懸念などを要因に買い方有利で推移しそう。サウジアラビアなどがイエメンへ軍事介入したことを契機に原油価格が急伸し、安全資産として注目が集まり人気化しつつある。売り方は心理的に圧迫感を感じているであろう。切り返してからまだ日が浅いことも支援要因。水準を切り上げたため今週のような連日の上昇は望めないが、戻り頭を探りながら堅調に推移すると読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4500円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金は堅調。3月19日安値4271円を底値に値を切り返した後は、金の上伸になびいた買いに支えられ、週末にかけて値を引き締めた。しかし、主要消費地である中国とユーロ圏の景気の先行き不透明感を背景とした需要後退懸念が相場の上値を圧迫している。
 24日発表された3月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値は49.2なり、景気拡大と縮小の分かれ目となる50を下回った。また、ギリシャ金融支援の条件を巡る同国とユーロ圏債権国の協議は難航し、新たな資金が得られなければ同国は4月20日までに手元資金が枯渇すると考えられる。金価格上昇は支援材料だが、白金需要の回復が期待できる環境ではないことが相場の頭を抑えているため、来週は上値の重い展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

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