東京貴金属見通し=金、方向性は月曜日の寄り付きに

2015/04/03 16:35:22

<金>
 今週の東京金先限は、戻り売りに軟化した後、押し目買いが膨らみ前週末水準での越週となった。
 来週は、月曜日の寄り付きに示される方向性に従う姿勢が得策と読む。3日の3月米雇用統計で非農業部門就業者数が伸び悩み、失業率や賃金も低調となれば、利上げ実施の先送り観測が強まり、ゴールドの地合いは引き締まる。逆の場合いは、4600円台前半が戻り高値となり、売りが膨らむことに。3日のNY金市場が休場であるため、6日の東京市場では、米雇用統計の内容を消化しながら活発な取引となり、目先の方向性が示されるだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4450円〜4750円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。金市場の上伸になびいた買いに値を切り返し、2日には高値4525円をつけたが、その後は値位置を維持できずに4500円台を割り込んだ。
 需給面では、世界第2位の白金生産会社であるインパラ・プラチナ(インプラッツ)が白金触媒を利用した燃料電池を精錬工場の電力として用い、将来的な燃料電池の普及とそれに伴う新たな需要創造に結びつける計画を発表。2016年から運用開始であり短期的な需要に影響はしないが、鉱山会社自らが新規需要の開拓に乗り出した事が注目される。
 ただ、短期的には依然としてユーロ圏と中国の景気に先行き不透明感が強く、需要減少懸念が相場の圧迫材料。チャート上では3月19日安値4271円で底打ちし、戻り高値を試す動きだが独自の手がかり材料に乏しいことや為替のドル高がNY白金の頭を抑え、目先の戻り高値は売られる展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4600円。

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