東京貴金属見通し=金、一段と調整色を強める取引か

2015/04/17 16:48:38

<金>
 今週の東京金先限は上伸して始まった後、戻り売りが膨らみ、水準を切り下げて越週した。
 来週は、ドル相場を意識しながらレンジ内の動きか。上値が重いことを確認した日足チャートとなっているものの、最近の弱い米経済統計を背景としたドル安が下値を支えそう。明確な方向性は示されないと読む。再来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や1月−3月期米GDP発表を控えて、一段と調整色を強める取引を強いられそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4480円〜4680円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。14日に急落した後は、15日安値4438円をつけた後に値を切り返したが、金価格の下落や為替の円高、ギリシャ金融支援交渉を巡る不透明感を背景とした売りに頭を押さえられ、伸び悩む展開となった。
 中国国家統計局が15日発表した2015年第1四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比7.0%増に留まり、6年ぶりの低水準。また、欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した3月EU域内の新車販売台数は、前年同月比10.6%増と、増加率は2014年3月以来、1年ぶりの大きさとなり、ユーロ圏全体では持ち直しの兆候が見えるが、ギリシャ金融支援交渉の先行き不透明感が強いことが頭を押さえる要因。来週は短期的に上伸する場面があっても買い方の手じまい売りに値を削られる展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4650円。

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