東京貴金属見通し=金は買い方有利の様相に

2015/05/15 16:56:02

<金>
 今週の東京金先限は、節目の4600円を超えたことで買い戻しが膨らみ、水準を切り上げる形で越週した。
 来週は市場ムードが好転したことで、買い方有利で取引されそう。今週13日の米小売売上高が事前予想より弱かったことを要因に米国の利上げ実施時期は遠のいたと判断されており、またユーロも買い戻される流れを続けているため、NY金に対する一段高期待は高まる様相。国内金の日足チャートは、一目で相場が動意付いたことを示唆している。上に向けて動き出してからまだ日が浅いため、躊躇することなく強気買いでの対処が得策と読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4550円〜4800円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。ドイツの国債金利上昇を受け為替がユーロ高ドル安に振れたことを背景に、ドル建て商品価格全般が上伸したことや、ユーロ高に伴い欧州圏での購買力が強まり、同地域の白金輸入量の増加期待が強まったことなどが支援材料となり、直近のもち合いを上放れた。しかし、4500円の節目では買い方の手じまい売りに圧迫され伸び悩む展開。同水準を突破するには、ユーロ圏の経済指標が好転し自動車販売台数の増加期待が強まるか、為替が大幅な円安に振れるなどの支援材料が必要と考えられる。
 また、英調査会社GFMSが14日に発表した2015年平均予想価格は1トロイオンス=1170ドル、予想レンジは1000〜1290ドル。上値余地の乏しさも相場の頭を押さえる要因となり、来週は戻り売りの展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

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