東京貴金属見通し=金、強基調を維持できるかが注目

2015/05/22 16:57:39

<金>
 今週の東京金先限は、続伸し目先の高値を切り上げた後、調整推移を強いられた。
 来週は強基調を維持できるかが注目。22日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、カーニー英中銀総裁など主要中銀総裁の講演を受けた、週明けの動きが方向性を示すことになるとみる。FRBによる年内の利上げが意識されているため、米経済指標がNY金の動きを揺さ振る流れは来週も続くであろう。日足チャート上では、下値が確りしていることが確認できれば、もう一段高が期待できる様相であることを指摘しておく。
 来週の予想レンジは先限ベースで4580円〜4800円。

<白金>
 今週の東京白金はもち合い。18日に白金業界団体ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(世界白金投資協議会、WPIC)が発表した需給見通しのなかで、世界的な在庫水準の減少が示されたことが支援材料視され、19日に一時高値4571円を付けたが、値位置を維持できずに反落。週末にかけてレンジ内での値動きに留まった。
 WPICによれば、2015年の白金需給は5.9トンの供給不足。南ア白金鉱山の生産回復により、供給不足幅は前年度と比べ大幅に減少。しかし、中国や欧州で大気汚染対策が進み、世界的な自動車の排ガス除去装置の触媒需要が増加すると考えられることで相場の地合いは底堅さを維持すると考えられ、来週はもち合いながら値固めを試す展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4700円。

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