東京貴金属見通し=金は戻り売り有利か

2015/06/05 16:52:00

<金>
 今週の東京金先限は続伸して始まった後、利食い売りが膨らみ地合いを軟化させての越週となった。
 来週は、今週2日に付けた高値4794円が目先の高値となり、戻り売り有利の展開か。日足チャート上では長い上ヒゲを伸ばしたことで、テクニカル面では売り方有利の様相。ただ11日公表の5月の米小売売上高が弱い内容となり、米景気の回復期待が後退すれば、年内の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ実施は先送りされるとの思惑により、下値は支えられるだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4600円〜4790円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調推移。為替の円安に支えられ2日には高値4509円をつけたが、値位置を維持できずに反落。その後も、ギリシャ金融支援交渉の難航や、欧州経済を巡る先行き不透明感の強さを背景とした需要減少懸念に頭を押さえられ、ジリ安基調を辿っている。
 NY白金は4日に安値1094ドルをつけ、3月18日(安値1087.60ドル)以来、2ヵ月半ぶりに1100ドルの節目を割り込んだ。また、中国株式市場の上伸に伴い同国の貴金属市場への投資需要が減少しているとの観測や、米国の年内利上げ見通しを背景としたドル高なども圧迫要因。目先、4400円の節目を割り込めば、4月27日安値4318円を視野に下値を試す展開も予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4500円。

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