東京貴金属見通し=金はギリシャ国民投票の結果次第

2015/07/03 16:57:56

<金>
 今週の東京金先限はNY金の下落を受け手じまい売り優勢の取引となり、総じて軟調に推移した。
 来週は、5日のギリシャ国民投票の結果次第で方向性が決まりそう。EUが提示した改革案が否決されれば、リスク回避の動きから金買いが膨らむと読む。賛成ならやや下押し圧力が強まる展開か。ただ日足チャートでは、今週2回節目の4600円を割り込んだ後買い拾われ、そろそろ相場が反転したがっていることを窺わせた。4月末と5月に4500円を下ヒゲで突っ込んだ後、切り返した流れに似ている。月曜日下振れることなく始まった場合、それは買い拾うサインなのかもしれない。
 来週の予想レンジは先限ベースで4530円〜4700円。

<白金>
 今週の東京白金は保ち合い。6月23日安値4235円をつけた後は、為替に振られる形で上下動。
 ギリシャ金融支援交渉の難航や中国の景気後退懸念に伴う需要減少懸念が圧迫要因となり上値は重い。ただ、世界の白金鉱山生産高の約7割を占める南アフリカ共和国で、22日から開始された産金会社と労働組合間の労使交渉が難航していることや、それに伴うスト発生への警戒感が相場を下支えている。また、南アの白金上場投資信託(ETF)の現物保有量も同時期に増加し、6月22日33.30トンから、7月2日時点で35.03トンと、1.73トン増加している。価格下落に伴い投資需要が増加していると見られることも相場を下支え、来週は底堅い値動きになると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで4250円〜4400円。

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