東京貴金属見通し=金、値ごろ買い姿勢が得策か

2015/07/10 16:47:15

<金>
 今週の東京金先限は、円高と株価の急落を背景に下振れた後、買い戻しがみられ安値圏から外れて週末の取引を終えた。
 来週はギリシャへの金融支援問題やイラン核協議、中国株などの注目材料の動向によって上下しそうだ。金融支援問題が合意しユーロが強含み、核協議決裂し原油高となり、株が買い戻されるようだと、ゴールドは急伸する。3つの買い材料が揃う可能性は低いであろうが、市場には切り返すきっ掛けとなりそうな材料が並んでいることは確かである。水準を切り下げただけに、値ごろ買い姿勢で対処すべきだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4480円〜4680円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。ギリシャ金融支援交渉の難航や、中国の株価急落を眺め同国経済の失速懸念が強まったことに加え、外国為替市場では安全資産として円買いが進行したことから、7月9日には安値3976円をつけ、2012年11月以来、2年8ヶ月ぶりに4000円の節目を割り込んだ。また、ドル建てNY白金も7月8日に安値1010.9ドルをつけ、2009年2月以来、約6年半ぶりの1000ドルの大台割れを試す展開となった。
 自動車の排ガス除去装置の触媒需要の多い欧州と、宝飾品需要の多い中国の両地域の景気後退による需要減少懸念が相場の圧迫要因。安値では買い拾われているが、両地域の経済に対する懸念が払拭されない限り地合いは弱く、来週は下値を試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3800円〜4250円。

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