東京貴金属見通し=金、方向性は月曜の寄り付きに

2015/08/07 16:39:11

<金>
 今週の東京金先限は、戻り頭の重い取引を強いられたものの、概ね堅調に推移した。
 来週は、月曜日の寄り付きに示された方向性に従う姿勢が得策か。今週末、7月の米雇用統計が発表される。9月利上げの観測が強まる中での発表だけに注目度は高い。事前予想通りなら米景気の回復確認と判断され、ゴールドにとっては弱材料。予想を下回れば9月利上げの観測が後退、買い戻しが膨らみ月曜日の寄り付きは続伸スタートに。日足チャートは10日以上もみ合い、そろそろ新たな方向性が示される切っ掛けを待っている。示された方に順張るべきだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。4日に先限6月限が安値3757円をつけ、2012年8月以来、約3年ぶりの安値圏に値を沈めた後に買い戻されたが、値を戻すには至らず、4000円の節目を割り込んだ水準で推移している。中国の株価急落を受け同国の景気後退と、それにともない原油や鉱物などの需要が減少するとの懸念を背景に商品市場全体が圧迫されるなかで、白金価格も下落した。
 また、南アフリカ共和国では雇用や賃金を巡る鉱山会社と労働組合の対立が続くなかで、5日に同国の鉱物資源相が鉱山会社各社の幹部と面談を行い労働確保を要請しており、今後の両者の労使交渉が沈静化に向うならば短期的に下値を試す可能性もある。
 来週の予想レンジは先限ベースで3800円〜4100円。

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