東京貴金属見通し=米雇用統計次第の金

2015/09/04 16:41:08

<金>
 今週の東京金先限は、戻り歩調を継続させた後、円高などを背景に売り圧力が強まる展開となった。
 来週は、今週末に発表される8月の米雇用統計次第となりそう。良好な数値となり9月利上げの見方が強まる結果となれば、ゴールドは下値抵抗線を割り込み軟調推移に。事前予想を下回るようだと、4日金曜日に調整売りが膨らみ下げ過ぎた感もあるため、一気に買い戻す動きがみられそう。7日月曜の寄り付きに示される方向性に従う姿勢が得策と読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4150円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。週初に4000円台を回復する場面もあったが、為替の円高や中国経済への懸念を背景とした売りに押され、週末にかけて弱含んだ。
 世界第1位の白金生産国の南アフリカ共和国では1日までに、同国政府と鉱業関連の経営者団体、労組が、リストラ実施の先延ばしや生産性の向上など、雇用喪失のリスクに対する10項目の対策について合意。このなかで、ラマトロディ鉱物資源大臣は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICs)の中央銀行の準備資産として白金を組み入れる提案を行う方針を示しているが、中国経済への懸念に端を発した商品価格低迷は長引く見通しも浮上しており、これら対策の実効性には不透明感も強く、今後の進展次第。ただ、現在の価格帯では鉱山会社の経営が立ち行かないことが示されたことは白金にとっても支援材料。目先の安値は買い拾われ、値固めを試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで3800円〜4000円。

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