東京貴金属見通し=金は下値を買い拾うべき局面

2015/10/02 16:47:25

<金>
 今週の東京金先限は中国景気の減速懸念拡大やユーロ安などを背景に下落した。
 来週は今週大きく水準を切り下げたことで、買い戻される展開か。9月に付けた安値4225円が下値抵抗線となり、テクニカル買いが下値を支えそう。来週の国際通貨基金(IMF)年次総会や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で世界経済の先行き不透明感が強調されるようだと安全資産とされるゴールドは見直され、思惑買いが集まるかもしれない。いずれにしろ下値を買い拾うべき姿勢が得策とみる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4220円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題や中国経済に対する先行き不透明感を背景に、自動車販売台数の減少に伴う需要後退懸念が強まった。ディーゼル車の排ガス除去装置の触媒として白金が多く使用される。これにより白金の先安感が強まったことで、直近の下値支持線と見られていた8月25日安値3570円を下抜き、約4年2ヶ月ぶりの安値圏で推移している。
 また、自動車産業は景気動向に左右されやすく、世界経済への懸念を背景に株式市場が下落したことや、最近の中国経済の低迷観測も併せた需要減少への警戒感が強まったことも圧迫要因。ただ、需給バランスは依然として供給不足。12年7月24日安値3460円を視野に値固めを試し、同水準を維持できれば、底打ちからの反転上昇する可能性があると考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで3450円〜3800円。

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