東京貴金属見通し=金は依然押し目買い有利か

2015/10/23 17:10:05

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円安などを要因に堅調推移となった。
 来週は27−28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と、30日の日銀金融政策決定会合が注目材料。日米の金融政策は現状維持が予想されており、利上げや追加緩和が実施されるようだとサプライズになる。今週末、ドル高に振れたものの、ニューヨーク金は下値で買い支えられたため、依然地合いは確りしていると判断でき、予想通りの政策現状維持なら戻り歩調継続と読む。押し目買い姿勢が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4450円〜4620円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。為替の円安を手がかりに値を伸ばし、2カ月半ぶりの高値圏に浮上。年内の米利上げ観測後退を背景に金相場が上伸していることや、主要生産国の南アフリカ共和国で、価格低迷により鉱山の閉鎖や人員削減の流れが進み、白金の鉱山生産高の減少懸念が台頭していることも支援材料視され、中・長期的な基調は強い。
 しかし、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は22日、ディーゼル車の排ガス不正問題を巡り、新エンジンも不正調査を行う方針を発表。新エンジンでも不正が確認されれば、VWが最大1100万台と説明してきた不正台数が拡大し、白金の需要減少懸念が強まる可能性があり、積極的な買いは見送られる環境。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることも様子見姿勢を強めるため、来週の上値は限られ、戻り高値は売られる展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで3600円〜4000円。

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