東京貴金属見通し=金は売り方有利か

2015/10/30 16:55:43

<金>
 今週の東京金先限は、ユーロ安・ドル高を背景にNY金が軟化したため、水準を切り下げての越週となった。
 来週は頭重いことを確認した今週の動きを嫌気した失望売りに、弱含みを強いられそう。日米の金融政策は現状維持が発表されたが、米国の12月利上げ観測がやや強まったことは引き続き圧迫材料。日足チャート上での戻り足が止まった形は、テクニカル売りを誘いそう。売り方有利の一週間になると読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4350円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。26日高値3964円を付けた後は反落し、28日安値3807円を付ける下落となった。その後は28日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が、12月利上げを排除しないタカ派的な内容となったことで金相場が下落すると、白金もそれに連れて下落する展開となった。
 米国の利上げ時期を巡る思惑が強まるなか、来週11月6日に発表を控えた10月の米雇用統計に市場の注目が向けられている。米国の労働市場の改善が示されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に金利引き上げを実施する可能性が強まり、為替がドル高に振れるため、ドル建てNY白金にとっての弱材料。来週は上値の重い展開が続くと予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3600円〜4000円。

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