東京貴金属見通し=米雇用統計次第の東京金

2015/11/06 16:44:03

<金>
 今週の東京金先限は、12月の米利上げ観測を背景に弱気売りが膨らみ、水準を切り下げる展開となった。
 来週は今週末の米雇用統計次第の取引か。予想通りの数値となり、12月の利上げ観測が維持されるようだと更に地合いは悪化し、投げ売りを誘う局面もありそう。下向いた流れを反転させる数値なら、急速に値位置を切り下げた後だけに、相応の買い戻しが期待できる。方向性が示されるのは月曜の寄り付き、それに順じた投資姿勢が得策と考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。米連邦準備制度理事会(FRB)が10月27−28日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、次回12月会合で利上げに踏み切る可能性もあると示唆。下向きな経済指標や世界経済への懸念で利上げが来年に先延ばしされるとの観測の広がりを抑えたことで、為替のドル高が進行する一方、ドル建てNY白金に割高感からの売りが入り軟調に推移した。
 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の排ガス不正問題がガソリン車へ拡大をみせたことや、中国経済の減速による自動車販売台数の減少を背景に、白金系貴金属であるパラジウムの価格が低下したことも白金価格を下押す要因となり、来週は下値を試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3600円〜3900円。

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