東京貴金属見通し=金、依然地合いは軟弱だが

2015/11/13 16:45:49

<金>
 今週の東京金先限は、米年内利上げ観測を背景に軟調推移を強いられた。
 来週は18日に公表される10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目材料。今週末には、米年内利上げはほぼ織り込まれたとの見方が強まったが、議事要旨次第では売り方が再度勢い付くかもしれない。商品全般が下落基調となり、インフレヘッジ資産としてのゴールドの魅力が低下していることも気になるところ。ただ、18日を難なく通過するようだと、水準を大きく切り下げているだけに、手じまい売り一巡感から買い戻される動きがみられるかもしれない。
 来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4380円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。
 ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正操作問題を背景としたディーゼル車の排出ガス有害物質の除去に用いる白金の需要減退懸念、中国経済の減速による同国の宝飾需要や自動車販売台数の減少懸念、また米国の年内利上げ観測が強まり金が下落していることも白金への売り圧力を強める要因となり、13日には年初来安値を更新し、2012年7月24日安値3460円を下回った。同水準を割り込んだことで、11年12月30日安値3376円が視野に入る。しかし、一方で買い支えられればチャート面ではダブルボトムを形成する格好になり、テクニカル主導に反発する可能性もある分水嶺。積極的に買い上がる材料に欠けるため上値は重いが、来週は現在の水準での値固めを試す展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3350円〜3800円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ