東京貴金属見通し=金は戻り歩調か

2015/11/20 16:33:05

<金>
 今週の東京金先限は下値を切り下げた後、ユーロの切り返しを背景に買い戻しがみられ、いってこいの展開となった。
 来週は、18日に付けた4200円が目先の底値になりそうな流れであることから、戻り歩調となりそう。今週後半の2日連続の陽性引けが、反転の始まりを窺わせているため。ただ26日は米国が感謝祭で休場になることから、値動きは控えめになりそう。テロの懸念が安全資産として金価格を下支える週であることも指摘しておく。13日の金曜日に始まったテロ、感謝祭やクリスマスは警戒すべきだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。13日に起きたパリの同時テロ事件を受け、欧州経済への懸念が強まったことや、対ユーロでのドル高が進行したことを背景にドル建てNY白金が下落、18日には約7年ぶりに安値846.10ドルをつけた。この流れから、国内市場も下落し11年12月30日(安値3376円)以来、約5年11カ月ぶりの安値まで下落した。
 ただ、英大手貴金属会社ジョンソン・マッセイ(JM)社が18日に発表した需給報告によると、2015年の白金需給バランスは20.4トンの供給不足。南アでの増産を受け昨年より縮小したが、16年は5年連続の供給不足が見込まれている。また、23日の日本で勤労感謝の日、26日の米国が感謝祭によりそれぞれ休場のため様子見姿勢も強く、来週は底堅い値動きが見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3350円〜3800円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ