東京貴金属見通し=東京金、為替次第か

2015/12/18 16:33:54

<金>
 今週の東京金先限は乱高下し、結局下押す形での越週となった。
 来週は米FOMCで約9年半ぶりの利上げが決定された後、ドルの動きが不安定であるため、為替次第の取引となりそう。利上げにより今後もドルが強含むのであれば、ゴールドには売り圧力が強まるであろうが、どうやら今後の利上げペースは緩やかになるとみられており、急ピッチでの利上げには慎重な姿勢が窺えドル買いの動きは一時的か。NY金の下値は限定的とみる。しかし、国内金の動きをみると、買い戻されても直ぐに頭を叩かれ、買い気が盛り上がらない。為替次第で上下に振られながら、トレンドを探る一週間となりそう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4050円〜4250円。

<白金>
 今週の東京白金は上下動。12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では9年半ぶりの利上げが決定され、実質的なゼロ金利政策が解除されると共に、米国経済回復への期待感が強まった。これを受け一時17日高値3497円まで上伸したが、3500円の節目を上抜けなかったことで急反落。また、欧米金利差拡大見通しを背景とした対ユーロでのドル高を背景に、ドル建てNY白金が割高感から売られたことも圧迫要因となり、上げ幅を削られる展開となった。
 目先、欧州や米国の経済動向に焦点が向けられ、欧米経済が回復基調を示すならば、自動車販売台数の増加に伴う白金の需要増加見通しが強まると考えられる。ただ、原油価格の下落を眺め商品相場全般の基調が弱い。また、中国経済や世界経済全体への懸念も根強いため白金の上値は重く、来週は調整主導の動きのなか、もち合いを継続すると考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3500円。

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