東京貴金属見通し=金、リスクオフなら上昇か

2016/01/15 16:44:04

<金>
 今週の東京金先限は、戻り売りに圧迫され軟調に推移した。
 来週は、中国経済と原油相場の動向が材料視されそう。19日に中国で国内総生産(GDP)などの経済指標が発表され、来週中には欧米によるイランへの経済制裁が解除されるためだ。イランは制裁が解除されれば原油を増産すると明言している。中国株と原油価格が下落するようだとリスクオフムードとなり、ゴールドは買われるだろう。下値で買い拾い、上昇局面を待つ姿勢が得策と読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4000円〜4200円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。中国国家統計局が9日発表した2015年の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年比1.4%と、リーマン・ショックの影響でマイナスだった09年以来、6年ぶりの低水準となり、中国経済に対する先行き懸念が強まったことから、世界的な景気後退に伴う需要減少懸念や安全資産として円が買われ、主要生産国の南アフリカ共和国通貨ランドが下落した。
 連休明けの東京白金は13日安値3142円をつける大幅下落となり、約6年11ヶ月ぶりの安値に値を沈めた。その後は戻り高値を試す展開となったが、中国経済と原油安への警戒感が燻るため上げ幅は限られた。来週もこの流れを継続させ、上値の重い展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3400円。

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