東京貴金属見通し=金はリスクオフ継続で上昇か

2016/01/22 16:38:39

<金>
 今週の東京金先限は、安全資産としての買いが集まり堅調に推移した。
 来週は、26〜27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。株安や原油安、中国をはじめとする世界経済などに関してどのような見方が示されるか注視する必要がある。今後の米国の利上げペースについて、言及するかどうかも気に掛かる点だ。仮に、今月の株安によりペースは緩やかになるとの姿勢が示されれば、金価格は跳ね上がる。世界的にリスクオフムードとなり、ファンドがNY金市場で強気スタンスを強めていることも支援材料。買い方有利の一週間になると読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4050円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。1月21日に安値3045円をつけ、2009年2月以来、約6年11カ月ぶりの安値を記録。
 09年2月12日安値3041円が下値支持として意識され、同水準を割り込むと3000円割れも視野に入る。中国経済の失速懸念や対ドル人民元相場の下落などをきっかけとした同国金融市場の混乱は沈静化の兆しを見せ始めているが、依然として警戒感が根強く、原油を初めとした商品市場全般の価格を押し下げている。
 白金の工業用需要の減少懸念も圧迫要因。環境規制が厳しいなかで、ドイツ大手自動車販売会社フォルクスワーゲンの排ガス不正問題が信用を落としたことなども重なり、白金を多く用いるディーゼル車への逆風は強い。為替の円安をみた買いに下支えられているが、需要の大きな回復をすぐに見込むことが出来ないため戻りが鈍く、来週は上値の重い展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3050円〜3300円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ