東京貴金属見通し=金、利食い売り局面

2016/02/12 17:13:50

<金>
 今週の東京金先限は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け世界経済の先行き不安が広がり、リスク回避の流れから安全資産として買われ水準を切り上げた。
 来週は、テクニカルが上値警戒を示していることで利食い売り優勢の取引になると読む。26〜27日に中国・上海で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を材料視する向きがあり、リスク回避の流れは弱まりそう。ただ、米国の予想通りのペースでの利上げは難しいとの見方は下支え要因。深い押しにはならないだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4550円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。1月21日安値3045円からの反騰局面が継続し、一度調整をはさんだ後も値を伸ばし、2月10日には高値3463円を付ける展開となった。
 世界経済の先行き不透明感を背景に、米国の追加利上げ時期が繰り延べされるのではないかと思惑が強まり、金相場が上伸したことから、貴金属としての連想から白金も買われる展開となった。ただ、大手金融機関の信用不安などから欧州主要国の株価が急落していることで、自動車排ガス除去装置の触媒として用いられる白金の工業用需要が減少する可能性がある。また、為替が大幅な円高に振れていることも、国内価格の頭を押さえる要因。基調の強さから目先は3500円大台を視野に上値を試す展開が予想されるが、同水準を突破できなかった場合は値を崩し、急反落する可能性があることには注意したい。
 来週の予想レンジは先限ベースで3250円〜3550円。

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