東京貴金属見通し=金、方向性を探る動き

2016/02/19 16:34:10

<金>
 今週の東京金先限は、目先の利食い売りをこなした後、概ね堅調に推移した。
 来週は、重要な経済統計の発表やイベントがないため、原油と株価次第の取引か。商品・株価・為替、どれもそろそろ落ち着き処を探る段階にきている。ボックス圏内で推移しながら、新規材料待ち状態を色濃くしそう。原油か株価が再度下振れた場合の安全資産としての金買いの芽は残ってはいるが、日足チャート上でやや上ヒゲを伸ばす日が多くなっていることで、頭は重いと判断すべきなのかもしれない。
 来週の予想レンジは先限ベースで4350円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金はもち合いの動き。原油価格の上伸や株式市場の回復を背景とした買いに支えられ、上値を試す場面もあったが、100日移動平均線の通る3500円の節目を前に伸び悩み、狭い値幅でもち合う展開となった。
 中国経済の失速懸念を背景とした資源価格下落の流れは緩やかになったが継続しており、市場関係者は世界経済が困難な状況に陥る一段の兆候を警戒している。また、有力産油国が原油増産凍結に合意したが、イランは経済制裁で失われた市場シェアを回復する必要性があるとの従来見解を堅持しており、供給過剰による原油下落への警戒感が根強く燻っている。安全資産としての円買い圧力が強いことも、国内価格の上値を押さえる要因。地合いは底堅いものの、積極的に上値を追う勢いに乏しく、来週は現在のレンジでもち合いながら値固めを試す展開になると考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで3350円〜3550円。

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