東京貴金属見通し=金は買い方有利か

2016/02/26 16:57:14

<金>
 今週の東京金先限は軟化して始まった後、押し目買いがみられ堅調地合いを維持する形で越週した。
 来週は、米国や中国で重要な経済指標が相次いで発表される。米・中ともに良い数字は望めないと予想されるため、リスク回避により国内金は上値をトライする展開になりそう。今週後半、出来高を伴いながら切り返し続伸した動きは、安全資産として金買いが膨らみ続けていることを窺わせる。買い方有利の流れのようだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4350円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。世界経済の先行き不透明感を受け、工業用需要の減少懸念が強まったことや、100日移動平均線を突破できずテクニカルの売りが誘われたことで値位置を切り下げた。
 欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国の国民投票が6月23日に実施されることが決まったことや、2月のドイツIFO景況感指数の大幅低下を受け、欧州経済への警戒感が強まっている。欧州は、自動車の排ガス除去装置の触媒用に白金を多く用いるディーゼル車の普及率が高く、同地域経済の減退は白金価格を下押す要因となるため、来週は2月3日安値3271円を視野に下値を試す展開が見込まれる。また、同水準を割り込めば一段安を試す可能性もあるが、金価格の上伸になびいた買いに支えられ、下げ幅は限られそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで3270円〜3400円。

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