東京貴金属見通し=金は押し目買い姿勢が得策か

2016/03/18 16:47:11

<金>
 今週の東京金先限は利食い売りに大きく下押す局面があったものの、その後買い戻され安値圏からは外れて越週した。
 来週は、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利見通しが下方修正されたことでNY金の堅調推移が期待できるため、国内金も確りした動きとなりそう。ドラギECB総裁が追加利下げに否定的な発言をした後、ユーロが対ドルで強含んでいることも支援材料。ただ、今週火曜日の3ケタ安の長陰線によるチャート面の悪化は、戻り頭を重くさせる要因になるとみる。押し目買い姿勢が得策か。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。白金は、ディーゼル車の排ガス除去装置の触媒など産業用需要が多く景気の影響を受けやすいため、中国経済の減速懸念など世界経済の先行き不透明感の強さが上値を押さえた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えた調整主導の売りが先行し、16日安値3450円まで下落した。
 しかし、米FOMC声明が追加利上げなどの金融緩和策に消極的なハト派的な内容と市場で捉えられたことで為替のドル安が進行。また、需給面では、欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した2月の欧州連合(EU)域内の新車(乗用車)販売台数が、前年同月比14.3%増の105万6902台と2年6カ月連続でプラスとなり、安値から値を切り返す動きになったことで基調を強めており、来週は上値を試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3400円〜3700円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ