東京貴金属見通し=金、米雇用統計を睨んだ動きか

2016/03/25 17:06:24

<金>
 今週の東京金先限はドル高を背景にNY金が下落したため、概ね軟調推移を強いられた。
 来週は、利上げに前向きなFRB高官の相次いだ発言を受け、今週にわかに高まった米国の4月の利上げ見通しの行方が、金相場の変動要因となりそう。利上げ見通しにNY金は過剰に反応した感があり、イースター休暇を挟んで流れは収束するとの見方も。買い戻される局面がありそう。4月1日には、米雇用統計と中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)の発表が予定されている。米国の利上げムードが後退すれば、ゴールドは戻り歩調を鮮明にさせるであろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4500円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。16日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)委員の政策金利見通しが、前回発表(12月時点、年4回の予想)から下方修正され、年2回の利上げを示唆する内容になったことを支援材料とした買いが継続し、東京白金は23日高値3591円、NY白金は同日高値1002ドルをつける展開となった。しかし、その後は複数の米連銀総裁が米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げが4月に実施される可能性に言及したことや、25日から米国がイースター休暇を迎えることでテクニカル主導の売りが誘われ急反落した。
 チャート面ではダブルトップを形成しており、基調の弱さから目先は下値を探る展開が予想される。ただ、29日にイエレン米FRB議長講演が予定されていることで、米国の追加利上げ時期を巡る思惑から積極的な売りは手控えられ、下げ幅は限られそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3700円。

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