東京貴金属見通し=金は買い戻される展開か

2016/05/27 16:51:07

<金>
 今週の東京金先限はドル高・ユーロ安を背景にNY金が下落したたため、水準を切り下げる展開となった。
 来週は、米国の利上げ観測は大方織り込み、下げ過ぎとの見方が台頭しつつあることで買い戻される動きがみられそう。4月の下落時、先限は4250円レベルが下値抵抗線となり買い支えられたことで、そろそろ米利上げ観測だけの下げの勢いは弱まりそう。2回目の利上げ実施が決まったわけではないのだから。6月3日に発表される米雇用統計を前に買い戻しがみられることを期待し、下値で買い拾っておくのもおもしろいだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4220円〜4420円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。週末にかけて値を崩し、4月20日以来、約1カ月ぶりに3500円の節目を割り込む下落。NY白金も4月19日以来、約1カ月ぶりに心理的な節目となる1000ドルの大台を割り込む展開となった。
 需給面では、欧州連合(EU)の最新排ガス規制「ユーロ6」の施行に伴う自動車の排ガス除去装置の触媒需要の増加観測などが支援材料。しかし、市場では6月23日の英国の国民投票でのEU離脱「ブレグジット」のリスクへの警戒感や中国の景気後退懸念が強まるなかでは影響は限られた。また、対主要通貨でのドル高をみた売りが上値を圧迫している。需給要因から安値では買い戻され下げ幅は限られるものの、上値を試すには材料不足。目先は、もち合いながら値位置を探る展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3800円。

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