東京貴金属見通し=金、底打ちは近い

2016/06/03 16:52:22

<金>
 今週の東京金先限は、米国の6月か7月の追加利上げを織り込む形で水準を切り下げた。
 来週は、3日発表の米雇用統計の結果次第の展開になるだろう。統計が良好であるなら、もう一押しは必至。ただ、一段安なら相対力指数が30ポイントを割り込むためテクニカル買いが入りそう。底打ち感が強まるかもしれない。悪い数値なら買い戻しが膨らむ展開か。6日にはイエレンFRB議長の講演が予定されている。いずれにせよ、米利上げの時期が相場を揺さ振る要因となる取引はしばらく続きそう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4100円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は27日、対談で「予想通りに成長が加速し雇用改善が続けば、数カ月内に利上げするのが恐らく適切だ」と発言。これまで利上げに対し消極的なハト派的な発言を繰り返していた同議長が、一転して利上げに積極的な発言を行ったことを背景に、早期利上げ観測が強まると共に、白金は売りを浴び、下落する展開となった。
 ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を15日(日本時間16日午前3時)、23日に英国の欧州離脱の是非を問う国民投票を控え、全般的に市場の様子見姿勢が強く、4月8日安値3292円の水準が下値支持線として作用している。また、為替が大幅な円高・ドル安に振れない限り、目先の下値は限られ、来週は押し目買いの展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3600円。

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