東京貴金属見通し=英国国民投票次第の金相場

2016/06/17 16:43:14

<金>
 今週の東京金先限は堅調に推移した後、利食い売りが膨らみ急落しての越週となった。
 来週は欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国の国民投票を23日に控え、リスク回避の買いと利食い売りが交錯しそう。NY金が節目の1300ドル台を回復した後、EU残留派の英議員が射殺された事件を切っ掛けに利食われ、不安定な地合いとなっている。1300ドル台は当面の高値圏のようだ。ただ、投票日に向け離脱派優勢が鮮明になるようだと、再度買いが集まりそう。英国国民投票の結果は、日本時間24日昼ごろに判明する予定。接戦なら後ろにずれ込む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は、海外安と為替の円高をみた売りに下押され、週末にかけて下落した。15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明が発表され、追加利上げに対して消極的なハト派的な姿勢が示されたことや、16日の日銀金融政策決定会合で現状維持が決定されたことで、為替の円高・ドル安が進行。英国の欧州連合(EU)離脱問題を巡る世界経済の先行き不透明感の強さも圧迫要因となった。
 23日に英国のEU離脱の是非を問う国民投票が予定されている。事前の世論調査では離脱派が優勢との見方が強まっていたが、残留派議員が撃たれ死亡する事件が発生。事件が投票に影響を与える可能性があり、市場の様子見姿勢が強いことから目先の下げ幅は限られ、来週は底堅い値動きが見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3500円。

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