東京貴金属見通し=金、買い方有利の様相に

2016/06/24 17:09:31

<金>
 今週の東京金先限は手じまい売り先行で軟調に推移した後、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことで、投資家のリスク回避姿勢から安全資産とされるゴールドに買いが集まり、急伸して越週した。
 来週は、目先の上値を窺う展開か。EU離脱は、米国の追加利上げをさらに遅らせる可能性を高めた。株安による金融市場の混乱や世界経済への影響が深刻なら、投資家のリスク回避姿勢は一段と強まる。24日の急伸は上昇の始まりに過ぎない、買い方有利の1週間になると読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4250円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。23日の英国の欧州連合離脱(ブレグジット)を巡る国民投票は、離脱派の勝利となり、事前予想では残留を織り込んでいた市場関係者にとってサプライズとなった。急激な円高や株安が進行すると共に、東京白金は円高をみた売りが入り、1月25日以来の安値圏に値を沈めた。
 欧州連合(EU)からの離脱は今のところ国民投票で決まっただけであり、キャメロン政権の今後の対応次第ではあるが、短期的に安値は買い拾われる展開が見込まれる。ただ、加盟の6カ国から28カ国に膨らんだ拡大路線は頓挫を余儀なくされた。各国で今後、国民投票が実施され、英国に続く「ドミノ離脱」に発展する懸念も指摘されており、欧州経済の先行き不透明感が更に強まるようだと、白金の工業用需要の減少懸念から年初来安値となる1月22日安値3054円を視野に下値を試す可能性もある。
 来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3500円。

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