東京貴金属見通し=金は依然買い方有利か

2016/07/01 17:00:15

<金>
 今週の東京金先限は下値で買い拾われ底固く推移した後、週末の上伸により水準を切り上げる形で越週した。
 来週も、目先の上値を窺う展開か。英国のEU離脱決定による世界経済の先行き懸念は安全資産とされる金にとって、今後も根強い買い材料になりそう。7月の米国の追加利上げ見送りは決定的な状況であるため、NY金の下値は堅い。切っ掛け次第で買い戻しが膨らむと読むべきだ。強気買いの対処が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4550円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。NY白金は、英国が欧州連合(EU)離脱を決定した23日は下落したものの、売り一巡後はNY金が急伸したことになびいた買いが入り、値を切り返す展開となった。また、30日には8日高値1022.20ドルを上抜くと共にチャート面ではダブルボトムを形成。この流れを受け、東京白金は急伸し、週末の先限は約2週間ぶりに3400円の大台を回復した。
 英国のEU離脱決定を背景とした世界経済の先行き懸念を受け、7月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米国の追加利上げ観測は後退しており、目先は金相場の上伸になびいた買いに、上値を試す展開が予想される。ただ、8日に米雇用統計発表を控え様子見姿勢が強いことや、現在の環境では一段高を試すには需給面での支援材料に乏しいため、来週の戻り高値は売られる展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3600円。

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