東京貴金属見通し=金は依然安全資産

2016/07/08 16:55:18

<金>
 今週の東京金先限は堅調に推移した後、利食い売りがみられ軟化する形で越週した。
 来週は、英国の欧州連合(EU)離脱決定で、世界経済が混迷するとの見方が根強いことから買い方有利で推移しそう。8日発表の米雇用統計が市場予想を下回れば、NY金は上放れ1400ドルを目指す動きとなるだろう。良好な結果となり、米経済の底堅さが確認されれば、一時的に下振れるであろうが、投資姿勢は押し目買いが得策か。英国のEU離脱による世界経済の混迷はまだ序章にすぎないのだから。安全資産として、買い仕込むタイミングだけを計る段階にあるとみる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4300円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。英国の欧州連合(EU)離脱やイタリア大手銀行の債務問題を受け、金相場が上伸した流れから、白金も週明けに値を伸ばし、3500円の大台を回復した後は、同水準でもち合いながら値固めを試す展開となった。
 白金の主要生産国である南アフリカ共和国では、7月12日から南ア鉱山・建設労働組合連合(AMCU)と世界最大手の白金鉱山会社であるアングロ・アメリカ・プラチナム(アンプラッツ)の間で労使交渉が開始される。大きな混乱はないと見られるが、2014年に過去最大となる5カ月の鉱山ストが実施された記憶はまだ新しく、鉱山ストへの警戒感は相場を下支える要因のひとつ。世界経済の先行き不透明感の強さが上値を圧迫しているが、来週はもち合いを継続しながら、値位置を探る展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3700円。

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