東京貴金属見通し=金は押し目買い姿勢で

2016/07/15 16:50:47

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円安などが強気買いを誘い水準を切り上げた。
 来週は、調整色を強める取引か。買い方がそろそろ利食い売りに動くことが予想され、円安一服となれば一時的に深い下押しもありそう。しかし、英国の欧州連合(EU)離脱交渉はこれから、安全資産とされる金の上昇トレンドに変化はないと読む。過熱感が膨らみつつある米株式市場にも目を向ける必要もありそう。反転局面では、NY金が買われる動きを想定しておくべきだ。国内金は押し目買い姿勢が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4390円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。キャメロン英首相の後継としてメイ内相の就任が決まったことで、英国の政局不安が後退。また、日本の大型景気対策への期待が膨らんだことや、世界経済の先行き不安の後退に伴う投資家のリスク回避姿勢の巻き戻しの動きのなか、需要回復への期待感からの買いにも支えられて上伸した。
 来週は21日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控え、英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う経済見通しの悪化に対し、追加金融緩和などが実施されるかが注目され、緩和的な経済対策が行われるようだと、白金相場は一段高を試すこと期待され、5月12日の年初来高値3743円を上抜けば、2015年10月26日高値3964円も視野に入る。ただ、白金独自の支援材料に乏しく、同水準の突破に失敗すると急反落する可能性がある点には注意したい。
 来週の予想レンジは先限ベースで3500円〜3900円。

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