東京貴金属見通し=金は一段高か

2016/07/22 17:04:20

<金>
 今週の東京金先限は頭重い中、下値で買い拾われ、高値圏でもみ合った。
 来週は、26−27日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)、28−29両日に開催される日銀の金融政策決定会合が注目材料。米国の追加利上げは見送られる見通したが、声明で今後の利上げについてどの程度言及するかによっては、波乱要因になりそう。一方、日銀の追加緩和への思惑は高まっている。投資環境の一段の改善により、円安・株高・貴金属高が演出される可能性がある。国内金は、一段高を予想する。膨らんでいる政府による大型経済対策期待も、国内商品には支援材料になることであろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4400円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は堅調推移。7月15日に約2カ月ぶりに3700円台を回復した後は、国内連休を挟み整理売りに圧迫される場面もあったが、概ね堅調に推移し、高値圏でもち合う展開となった。
 米国株式市場でダウ工業株30種平均が連日で高値を更新し、世界的な景気回復への期待感が強まった。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は21日の定例理事会後の会見で、英国の欧州連合(EU)離脱決定後の金融市場混乱については「乗り切った」と評価したことも支援材料となり、目先は堅調推移が見込まれる。
 ただ、来週26−27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、28−29日に日銀政策委員会・金融政策決定会合を控え様子見姿勢も強い上、為替が円高に振れると戻り売り圧力が強まる可能性があるため、市場の様子見姿勢も強く、来週は各国の金融政策を睨みながら値位置を探る展開となりそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで3500円〜3900円。

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