東京貴金属見通し=切っ掛け次第の金

2016/07/29 17:05:36

<金>
 今週の東京金先限は荒い値動きとなる中、高値圏で上下した。
 来週は、今週上抜けなかったことで頭は重いとの見方が強まりつつあるものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で緩和的な金融政策の継続が示されたため、下値は堅いとみる。日銀も期待外れだったが金融緩和姿勢を示した。世界的に金利が上がらない地合いが続くのであればゴールドは上がる。特に米国は株価の天井感から利食い売りが膨らみ、貴金属市場に投機資金が流入する可能性がある。切っ掛け次第で、一段高になる展開を予想すべきだろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4350円〜4600円。

<白金>
 今週の東京白金は急伸。為替の円高をみた売りに圧迫され一時下落したが、日本政府の経済対策や日銀の追加金融緩和への期待感を背景とした株高・円安の流れが強まると、直近のもち合いを上っ放れ、7月29日には高値3850円をつけ、年初来高値を更新。また、NY白金も値位置を切り上げ、28日には1年2カ月ぶりの高値1160ドル台を付ける場面もあった。
 ただ、注目を集めた日銀の金融政策決定会合結果への失望感から市場は円高・ドル安で反応。テクニカル主導の売りも入ったことで急反落しており、来週は、日本政府が策定する経済対策の内容や、8月5日発表予定の米雇用統計などを睨みながら値位置を探る展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3500円〜3900円。

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