東京貴金属見通し=金は頭重い展開か

2016/08/12 16:57:22

<金>
 今週の東京金先限は良好な米雇用統計を受け下落して始まった後、ボックス圏でもみ合った。
 来週はドルの動きに注目する必要がありそう。雇用統計で米経済の好調さが確認されドルは強含み、FRBが米大統領選挙後の12月に政策金利を引き上げるとの見方が強まりつつあるためだ。よってNY金の頭は重くなっている。今後の米経済指標次第では、9月の追加利上げの可能性も出てくる。買いは手控えられそう。国内金は、ドル高・円安により大きな下振れは回避されそうだが、日足チャート上の高値を見た後の修正局面に反転の兆しはまだみえていない。
 来週の予想レンジは先限ベースで4280円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は乱高下。8月12日の夜間立会いで高値3855円を記録し、年初来高値を更新したが、その後は米連邦準備制度理事会(FRB)は米大統領選挙後の12月に政策金利を引き上げる公算が大きいとの予想によるドル高を背景とした海外安を映し急反落し、週間での上げ幅を消す値動きとなった。
 また、欧州では、ユーロ圏の成長低迷や、欧州中央銀行(ECB)などによるマイナス金利政策を背景に、多額の不良債権を抱えた伊モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナなど金融機関への懸念も根強い。金相場の堅調になびいた買いが下支えるものの、欧州経済の下振れ懸念が払しょくするまでは積極的な買いも限られ、目先は現在の水準でもち合いながら値固めを試す展開になりそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで3500円〜3900円。

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