東京貴金属見通し=金は買い仕込む水準に

2016/08/26 16:57:06

<金>
 今週の東京金先限は、NY金が連銀幹部らのタカ派的な利上げ発言などを背景に下落したため、軟調推移を強いられた。
 来週は、水準を切り下げ先ぎりが節目の4300円を割り込み安値圏に達したことで、そろそろ買い戻される展開か。日銀のETF買いなどにより日経平均株価が下支えられ、円相場も1ドル=100円を割り込むと直ぐに円安に振れるため、円高懸念からの国内貴金属売りは一巡したと読む。軟調過程でも東京金の総取組高は増加し続けており、切っ掛け次第で動意付く気配を窺わせる。買い仕込む姿勢での対処が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4380円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。8月12日の年初来高値3855円をつけた後の急落が継続し、6月末から7月末にかけての急騰に対する半値押しの水準となる3500円の大台を割り込んだ。また、NY白金も下落し、1トロイオンス=1100ドルの大台割れ。チャートの悪化を受け市場のセンチメントが弱気に傾いている。
 また、英国の欧州連合(EU)離脱の影響が欧州経済へ与える影響や、中国経済の先行き不透明感が払しょくされていないことも弱材料。白金は自動車の排ガス除去装置の触媒として用いられ、両地域経済の先行き見通しが回復に向かわなければ、需要回復は見込めない。米国の年内利上げ観測に伴う為替のドル高も相場を圧迫しているため目先は弱含み、下値を試す展開になると予想する。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3800円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ