東京貴金属見通し=金は押し目買い有利か

2016/09/02 16:42:21

<金>
 今週の東京金先限は、為替の円安を要因に買い戻しが膨らみ水準を切り上げた。
 来週は、2日発表の米雇用統計次第か。日足チャート上では、明確な戻り歩調を辿り始めており、雇用統計で大きく下振れなければ、戻り足が継続し堅調に推移しそう。イエレン米FRB議長が重要視する米雇用は好調のようだが、ほかの指標はまだら模様だ。9月の米国の利上げが一気に強まることはないと読む。国内金は円安に反転している為替が支援材料となり、押し目買い有利の展開となりそう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4250円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。29日には安値3443円をつけ、1カ月半ぶりの安値に値を沈めたが、米国の早期利上げ観測の強まりと共に、為替が円安・ドル高に振れたことから反発する場面もあった。しかし、その後は8月31日に高値3533円をつけたものの、100日移動平均線(31日時点で3537円)に押し戻される格好で反落。週末にかけて下落する展開となった。
 8月12日に年初来高値3855円を記録した後は、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な発言や米国の早期利上げ観測を背景とした金相場の下落になびいた売りに圧迫され、目先の上値は重い。ただ、今後発表される米経済指標が悪化し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退するようだと反発する可能性が強まるため、来週は米利上げ時期を巡る思惑主導に一進一退の動きが続くと考える。
 来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3700円。

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