東京貴金属見通し=金は押し目買い

2016/09/09 16:57:58

<金>
 今週の東京金先限は利食い売り優勢となり、概ね軟調推移を強いられた。
 来週は新規材料待ちの中、もみ合う展開になるとみる。再来週の日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動くに動けない状態になりそう。狭いレンジでの上下動か。ただ、一時的に高まった9月の米利上げの可能性は、後退しつつあることで押し目処では買い拾うべきだ。先ぎりは節目の4400円を回復すれば、日足チャート上で上値の軽い動きが期待できるのだから。
 来週の予想レンジは先限ベースで4260円〜4460円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。2日に発表された米雇用統計が低調だったことで、米国の9月利上げ観測が後退。5日に急伸した後は、7日に高値3619円をつける展開となった。また、白金の主要生産国の南アフリカ共和国で行われている白金鉱山会社と鉱山労働者建設組合連合(AMCU)間の労使交渉が難航していることや、9月20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が後退していることなどを支援材料に、底堅い値動きが見込まれる。
 チャート面では、9月2日(安値3450円)から9月7日にかけての急伸に対する3分の1押しとなる3563円が目先の下値支持。同水準を維持できれば、米FOMCを睨みながら上値を試すと見られることで、来週は値固めを試す展開になると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3400円〜3800円。

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