東京貴金属見通し=金は乱高下か

2016/09/16 16:44:09

<金>
 今週の東京金先限は、NY金安と円高を背景に軟調推移を強いられた。
 来週は20、21両日開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。米国の利上げが決定されるようだと、ドル高・NY金安の動きが強まりそう。現状維持なら買い戻しが膨らむ展開か。政策決定会合後の声明とイエレンFRB議長会見も気になるところ。今年中の利上げに対し、どのような姿勢が示されるかでトレンドは大きく変わる。乱高下必至の1週間になりそう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4180円〜4450円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。9月21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表と、その後の米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の記者会見を控える中、低調な米経済指標をみた売りが入り下落。チャート面では2日(安値3450円)から7日(高値3619円)にかけての上昇幅の値を消した後も追随の売りに下押され、2カ月半ぶりに3400円の大台を割り込む展開となった。
 米FOMCで利上げが見送られ、米株価が下落した場合には、工業用需要の比率の高い白金は下落する可能性があることで、売り圧力が強まっている。ただ、金相場の上伸になびいた買いに支えられ下値も限られる。このためイベント通過後は買い戻されるとみられ、来週は押し目買い基調を辿ると予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3600円。

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