東京貴金属見通し=金は買い拾う局面か

2016/09/30 16:37:21

<金>
 今週の東京金先限は為替次第の取引となる中、概ね下値圏でもみ合った。
 来週は10月7日の9月米雇用統計を意識した取引か。その前に発表される3日の米サプライ管理協会(ISM)製造業景況指数、5日の同ISM非製造業景況指数でドル高に振れるようだと、NY金の地合いが軟化していることで、目先の下値を切り下げるかもしれない。しかし、国内金は日足チャート上で過去に下支えられた安値圏にある。逆張りで買い拾う姿勢で対処すべきと読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。米国の年内利上げ観測や中国経済の失速懸念、ドイツ銀行を巡る懸念や欧米株価下落を受けた世界経済への先行き不透明感の強さなどが弱材料視され、29日に安値3271円をつけ、約2カ月半ぶりの安値圏に値を沈めた。その後は、石油輸出国機構(OPEC)が2008年以来の減産で合意したことを受け株式市場が上伸すると、景気回復への期待感が強まると共に、自動車の排ガス除去装置の触媒に用いられる白金やパラジウムも安値から値を戻す動きとなった。
 目先、南アフリカ共和国で白金鉱山会社と組合間の労使交渉が難航し、ストライキへの懸念が燻っていることで下値は限られる一方、米国の年内利上げ観測を背景とした先安感から上値も重く、来週の10月7日に米雇用統計の発表を控える中、調整主導に現在の値位置でもち合う動きが見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3150円〜3500円。

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