東京貴金属見通し=金は米雇用統計の結果次第

2016/10/07 17:08:27

<金>
 今週の東京金先限は、ドル高を要因にNY金が下落したため一段安の展開となった。
 来週は、7日発表の米雇用統計の結果次第で方向性が決まりそうだ。雇用統計が良好なら、米利上げ警戒感が高まり地合いを悪化させているゴールドは投げ売りがみられるだろう。予想より悪い数値なら売られ過ぎの感もあるため、買い戻しが膨らむ展開か。テクニカル的には国内外ともに、逆張りの買いサインが出ている。順張り売りする流れではなさそうだ。
 来週の予想レンジは先限ベースで4050円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は、欧州中央銀行(ECB)の資産買い入れの縮小観測を背景に投資資金の流出が続き、3カ月ぶりの安値圏に値を沈めた。NY白金も対ユーロでのドル高進行を受け、割高感からの売りに圧迫されたことで1000ドルの節目を割り込み、6月24日安値955.30ドルに接近した。
 ECBが6日発表した9月8日開催の定例理事会の議事要旨では、ユーロ圏経済は引き続き金融面の支援が必要だとの認識で一致していたことが判明し、テーパリング(資産買い入れの縮小)懸念は後退したが、好調な米経済指標を受けて米国の年内利上げ観測が市場の売り圧力を強めている。東京市場は目先、6月24日安値3158円を視野に下値を試し、同水準を割り込めば値を崩し、1月21日の年初来安値3045円が視野に入る。
 来週の予想レンジは先限ベースで3050円〜3400円。

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