東京貴金属見通し=金は下値で買い拾う姿勢で

2016/10/14 16:57:34

<金>
 今週の東京金先限は、頭重いなか下値で買い支えられる展開となり、狭いレンジでもみ合った。
 来週は、米国の年内利上げ観測を織り込みながら方向性を探る動きとなりそう。一段とドルが強含むようだとNY金は続落推移を強いられ、国内金も軟調推移か。ただ、日足チャート上では、今週11日に付けた先限4111円が目先の底値になる可能性があるため、悪材料出尽くし感が強まり買い戻しが膨らむ流れになったとしても不思議ではない様相にある。下値で買い拾う姿勢が得策だろう。
 来週の予想レンジは先限ベースで4111円〜4280円。

<白金>
 今週の東京白金は下落。14日時点で安値3100円をつけ、1月21日の年初来安値3045円を覗う展開となった。為替の円安傾向をみた買いに支えられ、安値では買い拾われたが、欧州や中国経済の先行き不透明感を背景とした需要後退懸念が上値を押さえている。
 ただ、中国国家統計局が14日発表した9月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比0.1%上昇。2012年3月から前年割れが続いていたが、約4年半ぶりにプラスに転じた。過剰生産解消に向けた政府の取り組みを受けて、鉄鋼や石炭が値上がりしており、同国の需要回復への期待が強まれば、白金価格にとっても支援材料。米年内利上げ観測を巡る思惑から為替が円安に振れるようだと、来週は値固めを試す展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3050円〜3400円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ