東京貴金属見通し=刺激材料待ちの金

2016/10/21 16:51:17

<金>
 今週の東京金先限は、ボックス圏での動きとなる中、概ね下値で買い支えられ小確り。
 来週は、テクニカル的には戻り歩調を継続させ堅調推移が期待できるものの、ドル高進行に拍車が掛かるようだとNY金が下落し、今週末のような頭重い動きを強いられそう。仕掛け材料難で出来高が低調なことは、来週も値動きは乏しいとの予想に至らせる。見方を変えれば、ボックス圏でのもみ合い後に方向性が示されれば、順張り取引が活発になるとの期待もある。刺激材料待ちの状態といったところか。
 来週の予想レンジは先限ベースで4111円〜4300円。

<白金>
 今週の東京白金は軟調。10月14日安値3100円を付けた後は、テクニカル主導の買いが入り、反発する場面もあったが、値位置を維持できずに週末にかけて下落した。また、NY白金も10月14日安値928.30ドルを付け、3月4日以来、約7カ月半ぶりの安値圏に値を沈めた後は同水準でもち合う展開となった。
 世界経済の先行き不透明感が圧迫要因。特に白金需要の多い欧州と中国の景気後退懸念が相場を圧迫している。原油相場の上伸を受けてインフレ懸念が台頭していることは、本来なら商品市場全体にとっても支援材料だが、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月8日の米大統領選挙後の12月に同国の政策金利を引き上げる公算が大きいとの見通しが上値を押えており、南アでのストライキ懸念が強まるなど需給面での材料が出ない限り、来週は下値を試す展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3000円〜3300円。

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