東京貴金属見通し=金、テクニカルは買い方有利

2016/10/28 16:40:10

<金>
 今週の東京金先限は、円安などを支援材料に堅調推移となった。
 来週の注目材料は、日本時間3日午前3時に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明。今週の戻り歩調は、FOMCを前にした売り方のポジション調整だったとの見方もあり、声明次第では再びトレンドが下向く可能性がある。米国の利上げ見通し次第で、金価格は敏感に揺さ振られるだけに注目度は高い。戻り頭は叩かれるのか、それとも本格的な戻り歩調から上昇トレンドへ進化するのか、分岐点となる重要な1週間になりそう。日足チャート上では、下値を確認した後の戻り歩調の途上で、買い方有利であることは鮮明だ。FOMCを無難に通過した場合、急伸相場が期待できる。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。10月24日安値3091円で目先の底を打ち、週末にかけて値位置を切り上げる展開となった。チャート面では、19日から24日にかけての下落に対する倍返しとなる3267円を達成したことで、短期的に達成感からの売りが上値を押えている。
 需給面では、欧州経済の景気回復を示唆する指標が見られ、欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利の深堀りに消極的な姿勢が示唆されている。同地域は、自動車の排ガス除去装置の触媒に白金を多く用いるディーゼル車の普及割合が高く、同地域の回復は白金の工業用需要を増加させる。また、米国の年内利上げ観測が強まる中、米長短金利が上昇すると共に、為替は円安・ドル高に振れており、国内市場は円安をみた買いにも支えられ、目先は戻り高値を試す展開が予想される。
 来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3400円。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ