東京貴金属見通し=金、米大統領選の結果次第

2016/11/04 17:08:40

<金>
 今週の東京金先限は、為替のドル安・ユーロ高を要因にNY金が上昇したため、概ね堅調推移となった。
 来週は、8日の米大統領選を控え波乱含みの展開か。今週、クリントン氏の私用メール問題を背景に、米経済・外交政策に対する不安が強まるとされる「トランプ・リスク」がドル安・NY金高を誘発した。大統領選の結果がこのリスクを消滅させるようなら、ゴールドは軟化するであろう。トランプ氏勝利でリスク増大なら急伸する展開に。劣勢だったトランブ氏の逆転は、あらゆる市場で混乱をもたらすに違いない。可能性は低いが、警戒する必要のレベルにあるとみている。
 来週の予想レンジは先限ベースで4200円〜4400円。

<白金>
 今週の東京白金は上伸。米大統領選挙を巡る先行き不透明感が強まり、安全資産としての金が買われた流れから、白金も追随の買いに値を伸ばし、11月2日高値3350円をつける展開となった。
 8日の米大統領選を前に、米連邦捜査局(FBI)が大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏のメール問題の捜査を再開したことで、大統領選でトランプ氏が勝てば米経済・外交政策に対する不安が強まるとされる「トランプ・リスク」が高まっていることが相場の波乱要因。ただ、南アで白金鉱山と労働組合間で行われていた労使交渉が妥結し、供給不安が後退していることで上値は重い。また、大統領選後はイベント通過による利食いの売りが入る可能性もあるため、来週はもち合いながら値位置を探る展開になると考えられる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3150円〜3450円。

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