東京貴金属見通し=金は軟調推移か

2016/11/25 16:51:17

<金>
 今週の東京金先限は、円安を背景に買いがみられたものの、概ね頭重く推移した。
 来週は、今週に引き続きNY金の地合い悪化が軟調要因となり、売り方有利で推移しそう。12月の米利上げはほぼ織り込んだようだが、ドル高によるNY金の下降トレンドは容易に反転しそうにない様相。12月4日のオーストリア大統領選、イタリアの憲法改正を問う国民投票の結果次第でユーロ安が一段と進む可能性があるからだ。このイベントを前に、米大統領選後のドル買いが一巡したとみるには時期尚早だろう。ドル高がNY金の水準を切り下げ、国内金を軟化させる流れは続くと読む。
 来週の予想レンジは先限ベースで4120円〜4350円。

<白金>
 今週の東京白金は、ドル建て白金価格がストップロスの売りを巻き込み、約9カ月半ぶりの安値圏に値を沈めたものの、為替の大幅な円安に下支えられた。
 チャート面では一先ずの底打ちを果たした。ただ、22日に白金業界団体ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が発表した需給見通しによると、2016年通年の需給見通しは5.29トンの供給不足と、前回発表(16.17トンの供給不足)から大幅に下方修正。また、17年度は、自動車の排ガス除去装置の触媒需要や投資需要の減少が見込まれるなど需給環境の悪化が弱材料視されることや、米国の12月利上げ観測が上値を圧迫しているため、目先は現在の値位置でもち合う展開が見込まれる。
 来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3400円。

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